歯周病治療

歯周病って、そもそもどんな病気?対処法は?

歯周病は、溜まった細菌により引き起こされ、重症化すると最終的には歯を抜け落ちさせてしまう恐ろしい病気です。ここでは歯周病のメカニズムと予防法をご紹介します。

お口の中の環境が悪化すると、プラーク(歯垢)と呼ばれる物質が溜まってきます。このプラークは歯と歯ぐきの間に入り込み、歯を支えている組織を少しずつ溶かしていきます。しかしその最中ですら、目立った症状はほとんどありません。そのため歯周病は自覚を持ちづらく、気がついたときには症状が深刻化していることも多くあります。

その歯周病の進行を防ぐためには、定期的に検診を受けることがおすすめです。定期検診では口内のチェックを行い、歯磨きでは落とし切れないプラークを、専用の器具を使ってていねいに落としていきます。ぜひ、まずは検査にお越しください。歯周病なら症状が進まないように、そうでないなら歯周病にならないための取り組みをご案内できます。

歯周病に気付かないまま放っておくと・・・

歯周病には、患者さまが気付けるような目立った症状はほとんどありません。しかし、わずかではありますが、兆候は現れます。ここでは「歯周病かな?」と疑われている方のために、身体が発するサインをご紹介します。

最近、歯ぐきが妙にはれぼったい、といったことはありませんか?また、歯を磨くと血が出ることも、歯周病の主な兆候の一つです。口臭が気になり始めたら、それも歯周病のせいかもしれません。特に歯がグラグラと揺れ始めている方は、かなり症状が進んでしまっている可能性があります。

歯周病の恐ろしさは、歯を失う原因になるにも関わらず、自覚を持ちづらい点にあります。わずかな兆候でも軽く考えず、歯科医院で検査を受けてみることをおすすめします。