透明なマウスピースで、こっそり歯並びを整えましょう!
矯正というと、歯にワイヤーをかける方法を思い浮かべる方も多いかもしれません。そのような方法に対して「見た目が気になる」「仕事柄、装置をつけるのはちょっと…」と躊躇されている方も多いと思います。当院でご案内しているのは、透明なマウスピースを使った矯正治療です。
この方法では、ワイヤーを歯につける必要はありません。治療に使うのは、患者さまの歯型に合わせて作った透明なマウスピースだけです。透明なマウスピースは外から見えにくく、矯正をしていることがほとんどわかりません。またワイヤーと違って、取り外しの自由が利くことも大きなメリットです。周囲に秘密で、こっそり歯並びを整えたい方はお気軽にご相談ください。
インビザラインとは
インビザラインは、マウスピース矯正の中でもよく行われている治療方法です。アメリカで開発されて今では世界の国々で使われており、より良くする研究は今も続いています。 歯並びを整える方法は、マウスピースを1日に20時間以上装着することです。とはいえ、同じマウスピースをずっと装着するのではありません。目指すキレイな歯並びへと歯を動かすため、複数のマウスピースを使います。新しいマウスピースに交換するのは、7~14日ごとです。
必要に応じて、デコボコした突起があるアタッチメントを歯に付けてから、マウスピースを装着することもあります。アタッチメントを使うと、歯にいっそう圧力がかかるため、より動かしやすくなります。
インビザライン、11個の魅力
◆薄く透明で。目立ちにくいマウスピース
インビザライン矯正は透明なマウスピースを使ったものなので、矯正中であると気付かれにくいという利点があります。よほどじっくり見なければ、マウスピースを付けていると分からないはずです。金属製のワイヤーやブラケットと比べると目立ちにくいため、接客業や営業職の方にもおすすめです。
◆毎月の型取りが不要(通院の回数が少ないケースも)
インビザライン矯正は、最初に3次元画像によるシミュレーションを行います。どう段階を踏んで歯を動かしていくか治療計画を立て、それに合わせて一度にすべてのマウスピースを作るので、何度も型取りをすることはありません。マウスピースは全部まとめてお渡しするので、新しいものに交換する際もご来院は不要です。ただし、経過観察のため、1~3ヶ月ごとに通院してください。
◆歯並びの問題が軽度の方や部分的な矯正にも対応
インビザライン矯正は、幅広いケースに適応できます。例えば、大がかりな矯正は必要ないものの少し歯並びがデコボコしているようなケースでは、短い矯正期間で治療可能です。また、気になる前歯だけ、八重歯だけといった部分矯正も可能です。
◆データに基づき緻密に設計されたマウスピース
矯正は技術を要する治療であり、一般的な矯正装置の設計は担当する歯科医師によって差が出る傾向があります。しかし、インビザラインの場合、矯正装置を設計するのはメーカーです。専用ソフトによる3次元画像シミュレーション結果と蓄積された過去データに基づき、緻密に計算されたマウスピースを作ります。
◆新機能や新素材を取り入れ、進化を継続
インビザラインは広く使われるようになった今でも、材料に新素材を採用し、治療期間を短縮したり費用を抑えたりするなど、ニーズに応じて改善を続けています。
◆ワイヤー矯正と違って器具が邪魔にならず、会話が比較的容易
マウスピースをはめることで歯に圧力をかけながら動かしていくため、装着したばかりの時は違和感を覚えることがあります。とはいえ、一般的なワイヤー矯正などと違い、お口の中や舌に装置がぶつかる違和感は少ないはずです。マウスピースに慣れれば、発音や会話の問題もなくなります。
◆取り外し可能
ワイヤー矯正など固定式の装置は、歯科医院でないと外すことができません。けれども、インビザライン矯正はマウスピースをご自分で取り外すことが可能です。そのため、お食事や歯磨きの時など、ご自分の生活に合わせて付け外しすることができます。
◆歯磨きがしやすく虫歯になりにくい
ワイヤー矯正のデメリットは、食べた物が装置に引っかかりやすい上、歯磨きがしにくいことです。一方、インビザラインはマウスピースを外し、いつも通りの歯磨きができます。歯間ブラシやデンタルフロスを使ってケアすることも可能です。そのため、虫歯や歯周病になりにくい矯正方法と言えます。
◆歯磨きがしやすく虫歯になりにくい
ワイヤー矯正は、力を歯の表面1点にかけて歯を動かします。一方、インビザラインは、歯をマウスピースですっぽり覆うようにして圧力をかけます。そのため、歯にかかる負担が少なく、痛みが出にくいと考えられています。ただし、マウスピースを交換した時や取り外した直後などは、やはり痛みが出やすいものです。固いものを噛まないようにするなど、ご注意ください。
◆ホワイトニングと併用可能
ワイヤー矯正など固定式の矯正装置を付けている期間は、ホワイトニングをすることができません。一方、インビザラインはマウスピースを外し、普段と同じ状態でオフィスホワイトニングを受けることが可能です。さらに、矯正用のマウスピースをホームホワイトニング用のトレーとして使い、薬剤を入れてご自宅でホワイトニングをすることもできます。マウスピースを使うからこそのメリットです。
◆金属アレルギーの心配無用
インビザラインのマウスピースは、透明な樹脂素材で作ります。金属は使いません。よって、金属アレルギーがある方でも心配なく治療を受けていただけます。
インビザライン、3個の短所
◆治療計画通りに歯を動かすには、装着期間や時間を守ることが必要
インビザラインは「取り外せる」ことがメリットですが、同時に装着時間を守るようご自分で気を付けないと歯は動きません。インビザラインは最初に治療計画を立て、それに基づいてマウスピースを作製します。もし、外している時間が長かったり、気分次第で付けたり付けなかったりしていると、計画通りに進まないだけでなく、マウスピースが入らなくなることさえ有り得ます。その場合は、また最初からの治療です。
◆お口の状態によっては適応外
歯並びのデコボコがとても大きいなど、インビザラインが向かないケースもあります。その場合は、まずワイヤー矯正などで歯を動かし、ある程度整えてからインビザラインで仕上げるといった方法が可能です。
◆取り外しにかかる時間や手間
マウスピースはぴったりと歯に密着しているので、取り外しに手間取ることがあります。外出先でどなたかとお食事を共にする時など、取り外す時間がかかることをご留意ください。